駅の改札機にきちんとSuicaをタッチするんだ!頼む!

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はじめに

通勤、通学で電車を使われている方の90%以上は電子マネー型の定期券を使っているかと思います。

あわただしい時間、混雑する改札口で目の前の人が改札機で「ピンポーン」と鳴らされて足止めされてイライラした経験、一度はあるのではないでしょうか。

今回は、交通系電子マネー(Suica)の「ピンポーン」について書いてみようと思います。

交通系電子マネーって?

首都圏のみならず、地方でも展開されている交通系電子マネー。

JR東日本管轄なら「Suica」。東海なら「toICa」関西なら「ICOCA」という風に名前は違いますがカードのシステム的には同じです。

便宜上、交通系電子マネーのカード=Suicaと記載します。

Suicaカードの中にはICチップが埋め込まれており、その中にカード番号、利用履歴、定期券情報、残高などの情報が書き込まれています。(IC、という文字が含まれている交通系電子マネーが多いのはICチップを意識しているからですね)

駅の改札機やコンビニで利用する際、端末(リーダライタ)にSuicaをタッチするとチップ内の情報を読み取って処理をする、という代物です。

なぜ「ピンポーン」が発生するのか?

で、改札機でSuicaをタッチして発生する「ピンポーン」は以下のどちらかが原因です。

理由1:タッチ不足で読めなかった

これはわかりやすいですね。改札機がSuicaをきちんと読めなったためです。

改札機の読み取り部がSuicaカードがかざされたことを認識する(カードを捕捉する)ためにはそれなりな時間が必要ですが、捕捉している時間があまりにも短いと、Suicaのチップ内容が読めずにエラーとなります。

理由2:タッチ不足で処理結果がわからなかった

理由1と似ていますが、システム的には別物です。

まずはSuicaの基本的なところから説明します。

交通系電子マネーは「プリペイド型」の電子マネーです。

プリペイド型の電子マネーは残高を持っていて、事前に残高を持たせる(チャージする)方式の電子マネーです。交通系電子マネーの他に
・nanaco
・WAON
・楽天Edy
なんかがあります。
PayPayやLinePayなどのバーコード決済系も広い意味で言えばプリペイド型ですね。
プリペイド型の反対はポストペイ型。
・iD
・QUICPay
なんかがポストペイ型です。
こちらは残高をICチップ内に持っていません。クレジットカードのように後日引き落としが行われる形になります。

プリペイド型の電子マネーで残高を利用して処理するためには読み取り機は以下3つのプロセスを行わなくてはいけません。

 ①カード情報を読み取る

②カード情報を更新する(書き込む)

③更新結果を確認する(読み込む)
※③はカードによってあったりなかったり。でも大体ある。

理由1となるのは①が完了できなかったからです。(書き込む前のエラー)

理由2になるのは、①②はOKで③ができなかった場合、または②の途中で改札機とSuicaが離れてしまった場合です。(ICチップに書き込み始めた後のエラー)

システム的には②でチップに書き込んだ情報が正しいことを再度③で読んで確認します。

③ができないと、正しく書き込んだかを判断することができません。

この状態になると、システムは再度タッチすることを要求します。そうしないと処理結果がわからないからです。改札機としてはこのまま通すわけにはいかないのです。

頼むからしっかりタッチしてくれ・・

個人的な見解ですが、タッチ不足を起こしている人は女性が多い印象があります。

その理由は、改札機と手持ちのSuicaを離して通り抜けようとする人に女性が多いからだと分析しています。

確かに、改札機(Suica読み取り部)からはカード情報を読み取るための電波が出ています。電波なので当然離れていても電波が届きさえすればICチップを捕捉して処理することは可能です。

しかし、動きながらでは読み取りが正常にできません。Suicaを離して通り抜けようとすることの問題は、Suicaがずっと動いたままになっていることにあります。

タッチすれば人は動いていてもSuicaは読み取り部で不動となるので処理はできます。

なので、Suica公式ページでも推奨オペレーションを「しっかりタッチ」と言っているわけです。

男性も女性もSuicaはしっかりタッチしよう。

目の前で「ピンポーン」が鳴ると憂鬱なんだ。。特に朝。